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れんしょうじ蓮正寺

かつて宿場町として栄え、今では郊外のベッドタウンとしての色を見せる桶川市。近年までこの地域には、浄土真宗の寺院がなく、平成4(1992)年になって初めて蓮正寺が開かれた。以来約30年、桶川を始めその周辺市町に住まう門信徒の拠り所として親しまれている。
住職の藤尾流恵氏は、自然体な人柄が特徴。自身や寺の評価よりも“多くの方に浄土真宗の教えに触れてもらいたい”という考えを元に布教をおこなう。法話では社会性を絡め、一般の方々にもわかりやすい話をするよう心がけている。
本堂は一般開放され、汁粉や食事などを振舞う「新年会」や子供が集う「花まつり」など、年間通じて様々なイベントを開催。気軽に訪れられる雰囲気を醸している。

歴史

平成4(1992)年6月「浄土真宗本願寺派桶川布教所」を開設したのが蓮正寺の始まり。元来、浄土真宗の寺院が少ない埼玉県、中でも桶川市や北本市、鴻巣市には一つもない状態が続いていた。そこで浄土真宗の寺院を増やす目的でおこなわれてきた都市開教の一環として、蓮正寺の活動が始まった。
布教所のあった桶川市下日出谷から、現在の地、桶川市上日出谷に移ったのは平成9(1997)年。本堂と庫裏が一体となった建物が完成し、現在では住宅街に馴染むように佇んでいる。
平成12(2000)年8月には浄土真宗本願寺派に正式に包括され、非法人の「蓮正寺」となる。平成16(2004)年1月に、埼玉県庁より宗教法人の認証を得て宗教法人「蓮正寺」を設立した。寺院の名は、住職の実家・長崎県の「蓮正寺」と同じ寺号にしている。

住職・副住職インタビュー

■桶川の地で27年。心安らぐ場として活躍
【住職】:桶川市は、地方から移り住んだ人々が多く暮らしている街です。まだ蓮正寺が建った頃は周囲は田畑が多く残っていましたが、今では新しい住宅が建ち並び、その多くが都心等へ通勤するサラリーマン家庭です。実は、そのような市民の中には、実家が浄土真宗を信仰しているケースがあり、潜在的な御門徒が多く住まわれている街でもあるんです。蓮正寺はこの地域で唯一の浄土真宗の寺院として、これまで27年間活動してきました。
私も26歳まで製薬会社に勤めていた経験があり、一般世間の悩みも踏まえ、仏教を学んできました。誠実に御門徒一人ひとりと向き合い、心安らぐ場として存続できることを願っています。

 

■一人でも多くの方に広めたい、仏教の心
【副住職】:お寺は敷居が高いイメージがあるので、気軽に入りやすい場となるよう去年から「花まつり」を開催しています。
【住職】:四月の初旬、本堂入口に花御堂を設置し、誰でも甘茶をかけてお参りできるようにしています。その時期は、孫の友だちもやってきてお参りの所作を不思議そうに真似たり、活発に境内を走り回ったりして、とても賑やかですよ。
【副住職】:子どもの頃からお寺に慣れ親しんでもらうことは、とても良いことだと思います。その子どもたちが、将来大人になって、お寺との距離が近くなれば、私たちにできることももっと増えてくるはずですから。
【住職】:最近では形式をおろそかにして葬儀や通夜を勤めないという考え方の人も増えてきたようです。しかし故人への感謝や心にある気持ちなど目に見えないものは形にしないと伝わりません。
【副住職】:阿弥陀様やお念仏もそうですよね。目に見えないものを姿や形にして大切にする。そんなふうに仏教の教えを一人でも多くの人に知ってもらえたら嬉しいですね。

葬儀、法事・法要

蓮正寺では桶川、北本、上尾、鴻巣、蓮田など埼玉中東部を中心に活動している。もちろん本堂でも葬儀、通夜等の法要の執行も可能。

住職はこれまで築地本願寺の電話相談窓口や介護施設の職員に向けた命に関する講話など、多くの人々の悩みを聞き、浄土真宗の教えを伝えてきた。法話ではその豊富な経験を元に、浄土真宗の教えを根底に据えて、難しくなくわかりやすいテーマや内容を取り扱うことを心がけている。また葬儀や法要の他にも「初参式」や「恵みの参拝(七五三)」も受け付けている。

お墓

当寺には納骨堂も設けられている。あくまでも一時預かりとしての利用目的のみ、お骨の安置が可能。

※現在、墓所開設を目指しており、納骨堂の詳細についてはお寺までお問い合わせください。

イベント情報

花まつり(毎年4/1~4/8)

花まつりとは、お釈迦さまの誕生を祝う法会のこと。本堂の入口に花御堂を設置し、誕生仏に甘茶をかけてお祝します。どなたでも参拝できます。

定例法話会(毎月第1土曜日 13:30~15:45)

法話会とは浄土真宗の教えを聞く法座のこと。寺院とご縁のある方々との親しみを深める会でもあります。どなたでも参加可能で、気軽に浄土真宗の教えやお念仏の心に触れられます。
毎月第1土曜日、1月は第2月曜日(祝日)13:30より開きます。

報恩講法要(11月3日(文化の日)13:00~16:45)

報恩講とは、浄土真宗の宗祖、親鸞聖人のご命日をご縁としてその生涯を偲び、ご恩に感謝する法要です。浄土真宗ではもっとも大切な法要です。

(法要後の食事の場で、門信徒の皆さんとの懇親を深めている)

その他の法要・行事等(下記日程をご覧ください)

元旦会   1月1日 11:00~12:00

春季彼岸会 3月春分の日 13:30~16:00

永代経法要 6月第1土曜日 13:30~16:00

盆会    8月16日 13:30~16:00

秋季彼岸会 9月秋分の日 13:30~16:00

寺院情報

寺名(ふりがな) 蓮正寺 (れんしょうじ)
住職 住職:藤尾 流恵(ふじお りゅうえ) / 副住職:藤尾 広慈(ふじお こうじ)
郵便番号 〒363ー0026
住所 埼玉県桶川市上日出谷957-1
電話番号 048-786-5332
ホームページ https://renshouji.jimdo.com/
交通

【車】
「桶川駅」西口タクシー乗り場より約5分

【バス】
川越観光バス(けやき団地または北里メディカルセンター行き)「桶川駅西口」より「分庁舎入口」下車徒歩約7分
または市内循環バス東西循環(内回り)「桶川駅西口」より「上日出谷」下車徒歩約3分

駐車場 8台
地図