浄雲寺のはじまりは、今から約750年前まで遡る。関東大震災と戦災により資料などは焼け、詳しい記録は残っていないが、親鸞聖人の弟子であった祐光坊証念によって創建され、元禄13年(西暦1700年)、
武州荒木田村より現在の台東区清川に移転したことがわかっている。
2度の災害で寺院も焼失したが、戦後多くの御門徒の尽力により、27代目住職の時に復興。1967年に本堂が完成し、今に至っている。現在の住職、荒木 尚太さんは30代目となる。
東京都台東区清川。200箇寺ほどのお寺が立ち並ぶ寺町に浄雲寺はある。創建されたのは、今から約750年前。300年前からこの土地に移り、歴史を重ねてきた寺院だが、境内に足を踏み入れると、どこか来る人を温かく出迎えてくれる空気がある。住職の荒木 尚太さん の話を伺うとその理由が少しわかった気がした。丁寧に剪定された境内の木々も、正面にかけられた暖簾のデザインも、住職自身の手によるものだという。自然体で誰をも受け入れる住職の人柄がどこかオープンで温かな浄雲寺の雰囲気をつくりだしている。
浄雲寺のはじまりは、今から約750年前まで遡る。関東大震災と戦災により資料などは焼け、詳しい記録は残っていないが、親鸞聖人の弟子であった祐光坊証念によって創建され、元禄13年(西暦1700年)、
武州荒木田村より現在の台東区清川に移転したことがわかっている。
2度の災害で寺院も焼失したが、戦後多くの御門徒の尽力により、27代目住職の時に復興。1967年に本堂が完成し、今に至っている。現在の住職、荒木 尚太さんは30代目となる。
■仏教とは日常の延長線上にあるもの
子どもの頃は、祖父や父が住職であることも、お寺や仏教の存在もそれほど意識せず過ごしていました。家族から「いつかは僧侶に」という言葉をかけられたこともなく、好きだった絵を学ぶための学校に通っていました。しかし、僕が18歳の時に父が病気により急逝。自分の意志というよりは寺が住職不在になることを避けるため、周りのお寺の皆さんの力添えもあって、急遽京都で仏教を学び、得度を受けることになりました。当初は普段の僕と僧侶としての僕に乖離が生まれるのではないか、本当に仏教の世界に馴染むことができるのかと、戸惑うこともありました。しかし、一緒に学ぶ同期とともに学びを深める中で、仏教は特別なものというよりも生活の一部であり、日常の延長線上にあるのだと気づき、学びを深めることができました。
ですから、僕が御門徒の皆さんとお話する際も、住職としてというよりは、皆さんと同じ目線で話すようにしています。そうすることで、御門徒さん自身のことを知りたいと思いますし、僕自身のことも知ってもらえたらという思いです。また、そういう日常のお話の中で、皆さんのご相談に乗ることができたらと考えています。
■姿はなくとも、心と出会うことはできる
浄土真宗の教えの中で、僕が大切に伝えているのは、「命の終わりが別れではない」ということです。人は大切な人とお別れする時、どうしてもいろいろな気持ちに飲み込まれてしまいます。僕自身、若くして父を亡くし、昨年はお寺のことで頼りにしていた祖母との急な別れもあり、いろいろな思いが去来しました。特に父を亡くしたときは、誰の言葉も耳に入らなかったのを覚えています。
そんな時、出会ったのが「見て出会うことと、聞いて出会うこと」という仏教の考え方です。「見て出会う」というのは、まさにその人が目の前にいて触れ合いながら過ごすこと。「聞いて出会う」は、会うことができなくなった大切な人の言葉や思いを、時を越えて人から伝え聞き、出会うことです。私であれば、亡き父の友人や先輩から「お父さんはこんなことを言っていたよ」と聞き、姿はなくとも心と出会うことができるのだな、父は一緒にいてくれているんだと感じることができました。僕自身のこうした経験も踏まえながら、亡くなった方はどこか遠いところに行くわけでなく、いつも一緒だということ。そのことを教えてくださるのが仏様であることをお伝えしたいと思っています。
悲しさや寂しさは何年経ってもつきまといます。その気持ちは、仏様の前に座れば消えてしまうというものでもありません。しかし、大切な人たちのぬくもりを感じることができるのもまた仏様の前です。そのことを少しずつ皆さんに伝えていきたいと思っています。
法要には、50人程度に集まっていただけます。
葬儀のお勤めでは、持てる力を使って説得力のあるお勤めとなるよう心がけ、葬儀に集まる皆さんの心に寄り添うお話をできるようにと考えています。
毎月第3土曜日に法話会を行っています。
(7月、10月、12月を除く)
| 寺名(ふりがな) | 朝日山 浄雲寺 (あさひざん じょううんじ) |
|---|---|
| 住職 | 荒木 尚太(あらき しょうた) |
| 郵便番号 | 111-0022 |
| 住所 | 東京都台東区清川1-4-13 |
| 電話番号 | 03-3873-4490 |
| FAX番号 | 03-3873-9672 |
| asahizanjyounji@gmail.com | |
| ホームページ | https://www.jyounji.com/ |
| 交通 | 浅草駅から(浅草線・銀座線・伊勢崎線(スカイツリーライン)) 南千住駅から(常磐線・日比谷線・つくばエクスプレス) |
| 駐車場 | 2~3台 |
| 地図 |